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【第039号】これから

どうも!

理事長のまとばです^^

いつもお読みいただきありがとうございます。

さて、それではコラムのお時間ですよー!

最終章『これから』論の最終話。

僕のホープでの3年間のすべてを詰めました。
さあ、ご覧あれ!

●● まとばコラム最終章『これから』最終話 〜これから〜 ●●

さて、世界を変えていくにはどうすればいいか。

それぞれの分野の優秀な人間たちが各々の専門性を突き詰め
力を出し合うこと。
これが大事だと思います。

前回のコラムで「自分を確立できる若者」を
育てるような教育をしていく、
と述べました。

この意見にはなるほど確かに多くの方から賛同いただきました。
今、国や社会が求めているものはこれです。
このことは絶対に間違いない事実であることを
ここ強く断っておきます。

ではその先は。
そういう自立した若者が育ったあとどうするのか。
コラムの集大成であるこの最終章では「その先」の話をします。

余談ですが、教育の重要性を語る人は往々にして
教育「そのもの」の問題を論じて終わるきらいがあるように思います。
つまりその先のビジョンを見ていないことがしばしばある、
ということです。
教育者なのでそれもその筈。その先は専門外というのも納得できます。

でも僕は「教育者」ではありません。
社会をよりよく変えていこうとする「社会起業家」です。

その先を考えたとき必要なのは社会での彼らへの十分な
「受け皿」なのです。

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話を少し変えます。
私はこれからのこの時代は社会貢献の時代だと思います。

ホープなどこういう活動をしているとよく大人の方たちに
「学生時代から偉いね。」
「俺らの時なんてそんな活動なんかせずに遊んでばっかだった」
なんてことをよく仰っていただきます。
(嬉しいことですね^^)

加えて「でもそれが普通だった」とも仰います。

そう。
どうやら昔は何かしらの社会貢献をしていることは
マイノリティーでありあまりカッコイイものとはされてこなかった。
でも今は違う。
進んでこういった社会貢献のための活動をする若者が増えてきている。
カッコイイの価値観も少しずつ昔とは違ってきているのです。

そう、そんな流れだからこそこれからは社会の中で
自分の立ち位置をしっかりさせねばならない、
あなた自身は何を社会貢献しているのか、
が問われてくる時代なのです。

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そしてここでNPOの可能性の話をします。
(※これ以降「NPO」は「社会起業家」と同義として使います)

あらゆる社会問題を解決していくためには、
あらゆる角度からのアプローチが必要。
なぜなら複雑に絡み合っているからです。
問題は多様化と複雑化を極め、
行政と民間だけで社会問題のすべては担えない。

つまりいろんなNPOを創出・維持・そして発展させていくことが
これからは必須の時代になってきました。

NPOという風(概念)が日本にも吹きだして
右肩上がりに増えてきたNPO。
これまでは量の時代だった。

様々な社会問題が存在する今日。
これからも量は増えるでしょうが、これからは質の時代。
質を上げる、すなわち相互的に高め合うことです。
キーワードはそう、ずばり「ネットワーク」です。

いろんなNPO同士が手を組むこと。
企業と違って同じようなことをやっている事例があっても、
対象や地域が変われば
そこに新たなNPOが存在できるのがNPOの大きな強みです。
NPO会において独占や寡占を躍起になって狙う必要はないのです。
(あくまで「必要は」ですよ)

また強みのもうひとつとして高尚な想いだけでつながれること、
これは非常に大きな強みです。

企業間なら組む時に得か損かで決まるけど
NPOなら組む時に徳と尊で決まります。(無理矢理^^;)

つまり同じような想いでやってるからOK、
もう少し言えば協同して当たり前とさえ言えます。
理想の社会を目指していくのだから大枠では想いは同じです。
ここの根底のコンセンサスをある程度飛ばして協同できること。
これは非常に素晴らしい強みです。

極めつけの3点目の強みは「意思ある人たちの集まり」だと言うこと。

例えば何かイベントを準備・運営しようとすると
企業で人を雇うとしたならどれだけのお金がかかるでしょうか。
しかしNPOならばある程度は想いの部分で緩和される。
つまり対価として求められるものがお金ではなく満足度や自己成長、
ということです。
社会貢献への関心、また自己成長や向上心が高まってきても
はやそれが当たり前にすらなりつつある時代。
NPOの発展にとってこれほどの追い風はないでしょう。

これも余談ですが、
それなのにNPOに対する国の措置はまだまだ弱い。
寄付の文化がないことも大きいですが、
社会貢献をしていくその意識がまだまだ希薄です。
「NPO=ボランティア、お金儲けしては駄目」
という僕たちからしたら辟易するような誤った認識がはびこり、
なかなかちゃんとした意味は浸透しませんよね。
残念なことですが^^;

このためにもまず動き出しているNPOを
つなげて力をつけていくこと。
少しずつ動き出しているこの流れで
社会貢献を少しでも多くの人に参入してもらう。
そうして社会が、国がほっておけなくなれば対応も変わるでしょう。
そんな悠長な問題でもないのですが、
話がずれるのでここではこの話はここまでにしますね。

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・・・以上がNPOの可能性と発展性です。

このNPOを見過ごすわけにはいかない。
このNPOこそが彼らの「受け皿」になるんです。

そしてこの「受け皿」が自立を促す教育で育ってきた若者の
「その先」になると考えています。
多くの自立した多くの若者がNPOでの活動に多く参入し、
コミュニティを築き大きな力を得、
社会を国を世界を制度や政策レベルで大きく変えていく。

これが僕の描く青写真であり希望です。

だからNPOを充実させていくこと。
そこに注力していくことが教育のその先を考えた
僕の当面の成すべき課題のひとつです。

だから僕は今ホープで色んなネットワークを築いています。
今活動がまだまだ盛んではない中で動き出している青年や
大人の方々など各団体のメンバーは
その先を見越して動いている間違いなくこれからのリーダーたちです。

ですからそのリーダーたちとネットワークを築いて
将来のビジョンを共有していくことを
まだこれからもしばらくのミッションにしていきます。

がっつりプロジェクトをやったりしなくとも、ゆるくでもいいのです。
「確かにつながっている」ことが重要なのです。

物事が大きく変革していくときは思想を同じくする人が多く出てきて
同時多発的にぽつぽつとアクションが起こり
それが大きな力となり変わっていく。

今までの歴史を紐解いてみてもみなそうでした。
普遍の真理でしょう。

そして今ホープでの活動や教育のこの思想・夢は
かなりの部分で多くの人と重なっています。

「人と人とがつながること」

「自分をしっかりと見つめ確立すること」

「活動家同士の有機的なネットワークを構築していくこと」

「まず教育を変えていくこと」

「それぞれのできることをやりつつ協同し合い、
少しずつ変えていくこと」

「若者から動き出し変えていくこと」

「まだ世界は変えていけること」

僕はその中で上記に述べたことをしつつ、
その中でそれらを先導できるリーダーであり続けるために
自分を見つめ、磨き、また知識もノウハウも必要なものは
すべて頭で体で会得していくために研鑽に励んでいきます。

リーダーからすべて始まると思っているし、
気付いたもんの責任だとも思っています。
(決して奢っているわけではありません)

みんなの太陽のようなリーダーであり続けること。
そしてこれらの思想を洗練し、伝え続けていくこと。

決して楽な道ではないけど
それこそが僕の生きていく意味だと確信しています。

この先も僕は死ぬまでこうあり続けます。

以上がこれからを考えた僕の思想とその動き、
3年間ホープで走ってきた僕の答えであり、僕のすべてです。

コラムは一旦ここで終わりますが、物語はここからです。

「その先」を見つめ続け、夢が重なる限り
どこまでも共に走っていきましょう。

そして末筆になったけど、
長い間のご愛読本当に本当にありがとうございました。

拙い内容だったけれどコラムで話してきたことのほんの少しでも、
そのほんの少しでもが長くみんなの中に残り、
悩みながらもそれでも走り続けていく
みんなの日々を闘う力になりますように。

2010年6月8日 まとばこと磯部高弘 大学の研究室にて。

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