NPO法人 四国青年NGO HOPE

NEWS

HOME > コラム THE HOPE > 【第055号】『受』のスタンス

【第055号】『受』のスタンス

HOPE会員の皆様
お世話になっております。
コラム担当の浅野です。

先日はご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。
今回より新テーマの理事長コラムの時間です!

では、早速いきましょう!

================================

HOPE会員のみなさま。

こんにちは。
HOPE理事長のダイこと重松大介です^^

みなさん!
寒い日が続いていますが、体調をくずされていませんでしょうか?

先週、連絡させていただいたようになんとインフルエンザにかかってし
まい1週間ほど休養をとっておりました。

そのせいで配信が遅れてしまいたいへん申し訳ありませんでした。

寒い日が続いていますし、インフルエンザも流行っております。

みなさんも体調管理には十分ご注意ください。

さてさて、今回のコラムはニューテーマでお送りします。

浅野コラム恭兵から提示されたテーマは・・・

「団体を率いる中で大切にしている事」です^^

それではどうぞ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『団体を率いる中で大切にしている事 〜「受」のスタンス〜』

みなさんもよく知っているHOPEという組織。
このHOPEの特徴を考えたときに、大事にすべき事があります。

HOPEはかなり特殊な組織なのですが、そのHOPEから見える大事にすべき
事はこういったNPOや地域貢献活動を行う上で非常に大切になるポイント
だと今では思います。

このポイントをお伝えすることでみなさんの力に少しでもなれることを
思いコラムを書かせてもらいます^^

さあ!
いきますよー!!

先ほどから何度もいっている「HOPEの特徴」。
これをまずは説明していきます。

HOPEは企業や行政、特に同じ組織体であるNPOなどの組織とは大きく違う
点がいくつかあります。

みなさんお分かりですか?

そうです!
やはり一番の特徴といえば、組織の構成員が主に学生であるということです。

ここから生まれる特徴をさらに考えて生きましょう。

学生は基本的に4年間で卒業していきます。
今の時点ではHOPEの中で有給で働ける場所はありません。

となると4年後には関わり方は大きく変わり、関われる時間は学生時代
よりも少なくなってきます。

そうなってくるとこの4年間で如何に人の循環を作れるか?ということ
が非常に重要になります。

このことはHOPE以外の学生主体の団体も同じだと思います^^
後継者問題などが早期に現れますよね!

学生団体は3年が寿命だとよく言われる所以はここにあります!

また、HOPEは四国の活性化を目指しており多くの事業を行っています。
今ではその事業に関わるすべての人を合計するとなんと100人前後になります。

なかなか大きな組織ですよね^^;
自分でもびっくりしちゃいます!笑

組織の新陳代謝が早く、4年間で循環を作っていること。
100人という事業規模で動いていること。

これらの特徴を単純に合わせてみると、1年間で1/4の25人が入れ替わる
組織であるということになります。

とにかく人の動きが早く、そしてその量も多いというのが最も特徴的な
事なのです。

そうなってくると生まれるのは「差」という問題です。

とくに意識の差から生まれるモチベーションの差が顕著に現れていました。

例えば、四国を活性化したいと思ってHOPEで活動している人と、楽しい
からHOPEで活動している人とでは、生まれてくるモチベーションの量が違います。

それによりその人ができる仕事の範囲も決まってくるわけです。

楽しいからHOPEで活動している人は、楽しくないことはできないわけで
す。そうなってくると頼まれた仕事が楽しくないものであれば、それを
行うモチベーションは生まれず、仕事が進まないということになります。

しかし、それを責めてもその人の動きはよくなるわけではありません。

活動する理由が違いますからね^^

そう!こういった、人が行動するとき必ず必要となる「理由」というも
のが大事になります。

つまり、この理由を組織側にもつことができれば、モチベーションを各
々が生み出すことができるわけです。

そのためのインセンティブ(刺激)となるものを組織が提供する。

これが非常に大事だということです!!

少しはなしは脱線してしまいますが、このインセンティブというものに
ついてお話します。

組織における人材マネジメントの世界ではこのインセンティブは

①個人にとって魅力的なものであること
②ある程度自由に個人に与えることができること

この2つが満たされることが重要だと考えられています。

そう考えた際にこのインセンティブとなりうる要素は大きく2つに分け
られます。

①金銭的処遇(賃金・賞与などのお金)
②業務的処遇(仕事の割り振り、配置、地位の付与など)

です。

①の金銭的処遇とは企業などでは最もよく用いられるインセンティブです。

その理由は、多くの人にとって魅力的であり、与える量も自由度が高い
という有利な特徴があるためです。

また、いったんあげたインセンティブを引っ込めることがどれだけ容易
かという可逆性も高いという特徴もあります。
一般的に企業では、ポストの降格よりも、減給や降給の方が行いやすい
とされています。

さらに、例えば給与が上がれば、自分が会社に評価されていると感じ、
達成感や優越感を個人は得ることができ、さらなるモチベーションを生
むことができます。
こういった本来のお金の意味以外のメッセージを金銭的処遇では獲得で
きるという特徴もあります。

このような特徴があり、多くの組織では金銭的処遇がインセンティブと
して利用されています。

お金ってすごいですね^^

しかしながら、現状のHOPEではこのインセンティブは使えません。

そうなってくると大事なのがもうひとつのインセンティブ!

②業務的処遇

です。

これは面白い仕事、重要な仕事、やりたい仕事をインセンティブとして
配分することや昇進などの地位の上昇をインセンティブとして利用する
ものです。

特にHOPEの特徴を考えた際に大事なのが、自分のやりたいことができる
という環境があるかどうかということです。

学生活動や地位貢献活動を行うにあたって、「違い」という要素が組織
運営を非常に難しくしていると言われています。

それの違いとは・・・

①目的の違い
②役割の捉え方の違い
③権限の違い
④成果と結果に対する対価の違い

です。

つまり全員が共有している前提条件が少なく、同じ価値観や想いを持っ
ている人が少ないということがこういった活動では特異的に現れるようです。

まさにHOPEも同じ状況です^^;
みなさんの活動や組織はどうですか?

そんな環境の中で、人が動くために何が必要なのか?

それはやはり「理由」です。
そして、「組織側でその理由を持つこと」が大事。

その手段が「自分自身のやりたいことができる」そういった業務的処遇
によるインセンティブや環境を組織が準備することだと思います!!

※「組織の地軸となるようなビジョンなど守られる範囲でやりたいこと
を応援する!」ということは大事ですよ^^
これが変われば組織自体が変わりますので^^;

そうなると「組織側でその理由を持つ」というよりかは、「組織側に自
ら個人が理由を作る」そういったことが可能になってきます。

そうなれば各々の理由が自動的に作られ、各々の主体性が発揮されてく
ると言うことになります。

では、そういった環境を作るために一番重要なものは何か?

そう聞かれると私は、違いや差を受け入れることを前提とした組織運営
を行うスタンスを持つことができているかどうかだと答えます。

「受(受け入れる)のスタンス」を形にできる場つくりを大事にしてい
くことが、個人の組織における存在価値を生み出し、各々が主体的に取
り組める組織運営を可能にするのだと思います。

このスタンスさえ組織の中で大事にできれば、4年間で循環しようがど
んなにたくさんの人が入って来ようがその人たちの存在価値は守られ、
主体性が発揮されるのではないかと思います。(すべての人のすべての
声にすべて答えるというのがこれまた難点になりますが・・・^^;)

これはHOPEだけでなく、こういったある意味お金ではない部分で活動を
行う組織では非常に大切になることだと思います。

後継者問題なども、結局はこの「受のスタンス」があるかどうかだと思います。

これからを作るのは今まで中心的にやってきた人だけでなく、まさにこ
れからを作る後ろをついてきてくれている人たちなのですから!

そういった人たちの意見を積極的に受け入れることがこれからの組織の
道をつくります。

活動に悩む学生のみなさん!

ぜひこの「受のスタンス」大事にしてみてくださいね^^

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜おしまい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日のコラムどうだったでしょうか?

これからもみなさんが楽しみながらも何か持って帰れるコラムを書きた
いと心から思っています。

そんなコラムを書くためにも感想・意見をいただきたいです^^

お願いします。

「よかったです」「もっとこうしてほしい」「こんなこと思いました!」なんでもありです。

みなさんのレスポンスこそが次のコラムへの活力につながりますので、
一言いただけたらうれしいです^^

お便りまっております。

本当にいつも読んでくださりありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です