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【第072号】言葉(日本語)とどう付き合っていくか?

会員のみなさま、こんばんは。
コラム担当の内牧です。

私はとても方向音痴で、
自分の家に帰るのにも迷子になったりするのですが
明後日一人で飛行機に乗ります!!
そんな私のために、先生が
(案内に従い出口を目指す)とか
(ANAカウンターで発券手続き)とか書いた
とても親切なプリントを作ってくれました!
高知の人の温かさを感じました!

今回のコラムは、
高知大学人文学部2年生の
岡本翔平さんです!

テーマは
『 言葉(日本語)とどう付き合っていくか? 』です。

それでは、どうぞ!

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HOPE会員のみなさんこんにちは。
朝晩は冷え込むようになり、
秋の訪れを感じずにはいられない季節になってまいりました。

高知大学人文学部人間文化学科言語表象論コース2年の
岡本翔平と申します。
今年の夏に行われた「第5回四国青年教育系合宿APOLLE」で
実行委員長をさせていただきました。
ちなみにHOPE内では「へぃ」のニックネームで通っています。
出逢ったら元気に「HEY!!!」と呼んでくだされば幸いです。

さて今回、コラムを書かせていただく機会をいただきました。
まだまだ勉強中の若輩者ですが
一生懸命書かせていただきましたので
目を通していただければ嬉しく思います。

さて今回私がテーマとして選んだものは
「言葉(日本語)とどう付き合っていくか?」です。
それではどうぞ。御覧ください。

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さてまずは問題提起をさせていただきます。
皆さんにとって「言葉」とはなんですか?
「言葉」とどう付き合ってきていますか?

僕の結論としては「言葉」は
「コミュニケーションのツール」
これに尽きると考えています。
詳しくはのちほど触れさせていただきます。

それでは僕の話の内容に入る前に
「言語」について少しお話させていただきます。

世の中には様々な言語があります。
その中で私たちが一番触れている言語とは、
言わずもがな「日本語」ですよね。

この日本語がどのような言語なのかをひも解いていきたいと思います。

まず前提として世界には公用語やそれ以外も含めれば
確認されているだけでも8000超の言語が存在しています。
それぞれの文化や風土にあった言葉が生まれ、
使われているわけですね。
この多数の言語の中で
日本語がマイノリティなのはみなさんご存じですか?

英語を代表する多くの言語は「母音」を主体に意味を形成するのですが、
日本語とハワイ語として使われているポリネシア語のみは
「子音」を主体にして意味を形成しています。
これが、外国人が日本語を学ぶ際
「難しい」という原因の一つになっているわけですね。

とまあ固い内容になってしまいましたが、
つまり日本語は他の言語と根本的に違うという事です。
それによって擬態語、擬声語といわれる
オノマトペが豊富という利点等も生まれているんですね!

使い方によっては他の言語より表現深く、
おもしろいものになるという日本語。
その事例を一つ、
僕が「日本語」に興味を持つきっかけになった出来事を事例に挙げて
紹介してみます。

みなさん、映画「カサブランカ」はご存じでしょうか?
ぱっと思い浮かばなくてもその中に登場する
このセリフは聞いたことがあるはず。

「君の瞳に乾杯。」

どうですか?知っていましたか?
このセリフは映画翻訳家の高瀬鎮夫さんが生み出したものです。
もとのセリフはと言うと

“Here’s looking at you, kid.”
“君を見つめることに乾杯しよう”
みたいな和訳になります。

これを日本人の感性に合うように考え作りだしたのが
「君の瞳に乾杯。」という事です。
どうですか?
二つを比べてみてどちらが心を動かされましたかね?
僕は断然「君の瞳に乾杯。」でした。
日本語って表現一つで
こんなに人を惹きつけられるものなんだ!と思いました。
そしてこの言葉が今自分の大学の専門の勉強を決めている。
なんとも面白いですね。

この出逢いがあってから僕は
「上手く言葉で自分の気持ちを表現する。」
事を信条に生活をしてきました。
特に日常で使う日本語を主としてですね。

ここからの話は僕の
「言葉(日本語)との付き合い方」に移行していきます。

そして「上手く言葉で自分の気持ちを表現する。」
という信条から学んだことが
「自分の言葉を変えるとコミュニケーションの質が変わる。
コミュニケーションの質が変われば周りの人との関係性が変わる。
周りの人との関係性が変わると自分が変われる。」

という正のスパイラルを生み出すことができるということでした。

さて、ではこのスパイラルを自分なりに詳しく解析していこうと思います。

【自分の言葉を変える→コミュニケーションの質が変わる】
・分かりやすい表現を使う。→話がスムーズに進む。
→短い時間でもより充実した話が出来る。
→より相手の内面まで踏み込んで話が出来る。

・相手を思いやった表現を使う。→相手にとって話すのが苦でない。
→再び話す機会が作りやすい。→より相手の内面まで踏み込んで話が出来る。

【周りの人との関係性が変わると自分が変われる。】
・相手の良い面悪い面を知り自分にフィードバック出来る。

とまあ簡単に言葉に表すとこんな感じになるのかなと思います。
すごく簡単な気もしますが…

是非この「正のスパイラル」を感じてみてください。

そして最近自分が感じた事は
「聴く」行為があって「話す」行為が成り立つという事です。
相手が専門的な知識を持っていれば、
そういう語彙で対応したほうが良いだろうし
自分が相手に何を求められているのかも
感じ取らなければダメですしね。

状況に合わせて臨機応変に対応していかなければならない。
こうして自分で言葉にしてみて
改めて難しいなと実感しています。(笑)

とここまで読んでいただいてどうだったでしょうか?
「言葉」に気をつけてみよう!と思ってもらえましたかね?
意味分かんないと思われた方もいらっしゃると思います。
でも少しでもそう感じてくれた人がいれば嬉しいです。

さてさて、そろそろコラムも終わりに近づいてまいりました。
このコラムが少しでも皆さんの糧になればと思います。

最後に…少し昔話を…
大昔に実際いたネアンデルタール人とクロマニョン人のお話です。

ある所にネアンデルタール人とクロマニョン人がいました。
ネアンデルタール人は私たちと違い喉の作りが異なっていました。
(正確に言うと声帯が上にありすぎて単純な発音しかできませんでした。)

クロマニョン人は私たちと同じような喉の作りをしていて、
ある程度複雑な発音をすることができました。

ネアンデルタール人は
言葉によるコミュニケーションが苦手でした。
つまり恋愛が苦手でした。
子育てが苦手でした。
狩りが苦手でした。
そうしてネアンデルタール人は
クロマニョン人より早く滅びてしまいましたとさ。

これは言葉がコミュニケーションの根幹を担っていて、
コミュニケーションを取れるか取れないかが
死活問題になっている例ではないでしょうか?

ちょっと大雑把すぎますけどね!
(でもきちんと論文として発表されていますよ。)

最後の最後に…
始めに述べたように、
言葉とはコミュニケーションのツールだと僕は考えています。
周りの人と良好な関係が築けるかどうかも
自分の言葉一つで
大きく変わってくるのではないかな?
と思います。

そして世界的に見ればマイノリティな日本語ですが、
「子音」を主体に意味形成という点から考えれば、
表現方法に様々な工夫をすることができ、
語彙も豊富という面において
コニュミケーションのツールとして
無限の可能性を秘めているはずです。

せっかく日本に生まれたなら、日本語を使いこなして!
最高の人生を送ってしまおうじゃありませんか!

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長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
「上手く言葉で自分の気持ちを表現する。」
という信条を強調しておきながら
上手く伝わっていないかもしれません。
まだまだ精進していきます。
次にお会いする時は
より分かりやすくコラムをお送りしたいと思います。

「分かりにくい!」等なんでもかまいませんので!
ご意見、ご感想ありましたら気軽にどうぞ。ご連絡をお待ちしております。

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