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【第121号】温かく生きよう

暑い日々が続きますが、気がつけばトンボが多く飛ぶようになった気がします。
少しずつ秋が近づきつつあるようです。

もぉひと踏ん張りです!

HOPE会員のみなさま,こんにちは^^
HOPE事務局 ML担当の竹田です。

今回のコラムは塩津美菜子による『温かく生きよう』です。

それではどうぞ!

———–

会員のみなさま、こんにちは。
高知大学3年の塩津美菜子です。
周りからは、しっつと呼ばれています。

拙い文章ではありますが、最後までお読みいただければ幸いです。
テーマは「温かく生きよう」です。

今、みなさんの心は温かいですか?

温かく生きたい。そう思うようになったのは、ずいぶん昔です。
「モモ」という少女との出会いがきっかけでした。

大好きな本の1つに児童文学の「モモ」というお話があります。
簡単に言うと、時間泥棒と主人公モモの戦いのお話です。

とある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって
人々から時間が盗まれてしまい、皆の心から余裕が消えてしまう。

しかし、熱心に他人の話を聴き、その人自身をとりもどさせてくれる
不思議な力を持つ少女モモが、奪われた時間を取り戻す旅に出るという物語。

時間泥棒がやってきて、人々の生活は大きく変わります。
毎日をあくせくあくせく働いては、人としての大切な何かを失っていきます。

人々が失ったものはいったい何だったのでしょうか。

無駄な時間を削り、余裕はなくなりました。
余裕がなくなり、怒りっぽくなりました。

余裕がないと一体なにがおこってくるでしょうか。

きっとイライラして焦りと不安ばかりが募り、
きちんと自分の状態を把握できなくなります。

心に余裕がなくなると「大事なもの」を本当に大事にできなくなるように思うのです。

今まで、何度も聞いてきました。

時間を無駄にしない。時は金なり。

忙しく生きることが、時間を大切にするということなのでしょうか?
無駄を省いて生きることが?

何が正しいのかはわかりません。
きっと生き方にも、時間の使い方にも、正解はないはず。

ただ、この街の住人のように、時間に追われ余裕がなくなり、
大事なものを忘れてしまうような人生は悲しいなと思うのです。

昔から、モモは私の憧れでした。

彼女は誰に対しても熱心に話を聴き、
話している相手を幸せな気持ちにさせる不思議な力を持っています。

それはきっと、彼女が時間というシステムにとらわれず、
その相手との時間を本当に大切にしているからなのだと思います。

彼女自身が温かいから、人々は「何かあればモモのところへ」と言うのだと思います。

忙しい日々の中でも、自分が温かく生き、
そして他人に対して温かくいることができたなら、
きっと灰色の男たちに時間だけでなく大切なものを奪われることはないのだと思います。

ふと、今って自分温かいかな?と問いかけてみてはいかがでしょうか。

長々とお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

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