NPO法人 四国青年NGO HOPE

NEWS

HOME > コラム THE HOPE > 【第128号】ボーダーレス教養人のススメ(前編)

【第128号】ボーダーレス教養人のススメ(前編)

昨夜、小さな事務局長の結婚パーティが行われまして
新旧HOPEに関わってきました面々が会しました!

これぞHOPEの醍醐味
様々な人が繋がり続けていることを実感しました♪

HOPE会員のみなさま、こんにちは。
HOPE事務局 ML担当の竹田です。

今回は理事長コラムを今日明日の前後半にてお送り致します、
『ボーダーレス教養人のススメ(前編)』です。

それではどうぞ!

***********

少し前から、巷では「グローバル人材」やら「教養」という言葉が飛び交っていて、
次の時代に適応するためのキーワードであるという風潮を感じます。
今回は、それらの風潮に僕なりの対論をぶつけてみようと思います。

それは「ボーダーレス教養人」です。(かなりパクった感がありますが)

お察しの通り、「ボーダーレス」と「教養」という
要素をかけあわせただけなのですが、
まずは、グローバルとも近いボーダーレスについて説明していきますね。

ちなみに、ここでいうボーダーレスは、
学問や能力の分野・カテゴリーの境界線、
また、地理的な境界線の二つを意味しています。

先日、気候変動に関しての国際会議COP19が
ポーランドのワルシャワで開催されました。
COP19では、世界各国から政府の役人や企業・NPO、研究機関などが集まり、
気候変動や地球温暖化への対策を話し合っていました。

来年で20年を迎えるCOPですが、会議開催以降CO2の排出量は増え続けており、
温暖化の改善どころか悪化の一途をたどっています。
(横ばいになった時期もありましたが。)

つまり、グローバルで、かつ、
各分野のプロフェッショナルな人材が各国から集まり、
20年近く議論を重ね対策を講じても、
地球温暖化という大きな問題を解決出来ていないのです。

もちろん、この原因として会議で決定した内容が法的な拘束をもたず、
中国やアメリカなどCO2排出大国が言うことを聞かないという点も大きいです。

しかし、結局のところ政府・企業・NPO・研究機関という組織の壁、
学問や専門分野の壁、国や宗教・価値観の壁、
といったように様々な壁が存在しており、
限定的な知識・方法でしか対策を考えられない
状況にあるからだと僕は思っています。

これは僕だけの印象ではありません。
MIT(かの有名なマサチューセッツ)メディアラボの副所長、
石井裕は雑誌「広告」のインタビューでこう話しています。

「インターディシプリナリー(専門領域を超えること)はすごく大事なんだけれども、
理系、文系、デザイナー、アーティスト、技術者がコラボレーションするというのは、
本当のインターディシプリナリーではない。
(中略)
すなわち、アート、デザイン、サイエンス、エンジニアリング、そしてビジネス、
この5つのランゲージを全部しゃべれて、すべての世界に翻訳するに耐え得る
深いアイデアだけをやろうとしなければ、これからは一切戦えない。
(中略)
つまり、全知全能の興奮を謳歌できる人材でない限り、
創り上げられないビジョンが世界を引っ張ってゆく。
大学を筆頭にコンパートメントライズされた
学部と学科がばらばらになっているのでは戦えない。」

これからのクリエイティブに対する著者の意見としての側面が強いですが、
例えば、iPhoneを世界に普及させた
スティーブ・ジョブズはまさにこれに該当する人物だと思います。

現在世界にある問題や事象に対しても同様に、
別々だと考えられている知識や分野をフラットに捉え直し、
サイエンスによってその現象を分析し、エンジニアリングによって改善の手段を考え、
アートやデザイン(全く別物ですが)によって、大衆に発信し巻き込んでいく。
そして、それらを継続させるためにビジネスの手法を用いる。

これを、既にある枠組みの状態でコラボレーションしていくという次元ではなく、
全ての人が全ての領域の知恵や言葉を用いて、かつ、
各国の言語で翻訳することが必要なのだと思います。
(かなり時間がかかりそうですね。。)

ボーダーレスについて長々と書きましたが、次は教養についてです。

…ですが、教養については後編として、明日(すぐですね。)お届けします!
しばしお待ちください♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です